最近、Wordで20ページ程度のマニュアル作成を頼まれ作成中で、保存しないで閉じてしまい、一瞬真っ青になったnecoです。
また作り直しか~とかなり落ち込みましたが、気を取り直してWord文書を復元する方法を探してみました。
これは、Word2010以降のバージョンならば、復元する機能がついています。今回はWord2013で、復元機能の設定の確認と復元方法をご紹介します~。

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Wordで自動保存の設定を確認。

Wordを起動→ 「ファイル」タブをクリックします。

 

左のメニュー一覧から「オプション」をクリックします。

 

Wordのオプション」のダイアログボックスが表示されます。
左側のメニューで「保存」を選択します。
右側「文書の保存」の詳細設定が表示されます。

下の図のように、2か所チェックが入っているか確認してください。
「次の間隔で自動回復用データを保存する」にチェックし、自動保存される時間を指定します。
初期設定では10分ごとになっています。

「保存しないで終了する場合、最後に自動保存されたバージョンを残す」もチェックします。

通常、復元ファイルは下記のフォルダに保存されます。
C¥Users¥ユーザー名¥AppData¥Roaming¥Microsoft¥Word¥

もし、設定を変更したら「OK」にしてください。

 

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Word文書の復元方法は?

保存するときに、うっかり「保存しない」を選択してしまった場合。
このようなウィンドウが表示されます。

Wordのオプション画面で「保存しないで終了する場合、最後に自動保存されたバージョンを残す」にチェックが入っているのでこのようなメッセージが表示されます。

「保存しない」をクリックしても、一時ファイルが保存されるのです。

「保存しない」をクリックし、ファイルを閉じてみましょう。

 

もう一度、ファイルを開き、「ファイル」タブをクリックします。

 

メニューから、「情報」をクリックします。

 

「バージョンの管理」をクリック→「保存されていない文書の回復」をクリックします。

 

すると、一時的に自動保存されるフォルダのウィンドウが表示されます。自動保存されたファイルをクリックし、「開く」ボタンをクリックします。

「×××.asd」というのが回復ファイルです。

 

下の図のような、メッセージが出ますので「名前を付けて保存」をして中身を確認してくださいね。

 

 

 

開いた場所に復元ファイルがなかった場合の対処法

 

手動で、C¥Users¥ユーザー名¥AppData¥Roaming¥Microsoft¥Word¥の場所を確認してみてください^^

ファイル名.asdのファイルがあります。選択して「開く」をクリックします。

 

このようなメッセージが表示されたら「元に戻す」をクリックします。

したのようなメッセージがでますので「OK」をクリックします。

※最後に保存されたバージョンは、最後に自分が保存したファイルで
選択したバージョンは、自動保存されたファイルです。

 

まとめ

この復元方法は、ExcelやPowerPointでも同じですので、もしもの場合に備えて、復元の設定を確認しておくこと。

気づいた直後であれば、この方法は有効だと思います。しかし、時間が経ってから気づいたら復元できない可能性が大だったとおもいます。
こまめに保存を心がけねばですね^^

 

 

 

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